【アナタも?】PMS【原因と対策】
毎回 生理前は不調…そんな方、多いですよね。
日本では、生理が来る人の70〜80%に何かしらの症状があると言われています。
月経の度に “ 毎回 ” もれなく不快でツライ症状が ついてくるのが
では PMSについて詳しく見ていきましょう。
PMS (月経前症候群) とは?
月経前の3〜14日間、精神的,身体的症状が続き
月経開始とともに 軽くなるか 消えていく。
それが 月経の度に毎回です。
そして、いろいろな症状が複合的に起こるので症候群なのです。
どんな症状があるの?
代表的な症状は…
腹痛,下腹痛,お腹の張り,腰痛,乳房痛,乳房の張り,頭痛,肩こり,動悸,めまい,のぼせ,ほてり,多汗,手足の冷え,むくみ,ニキビ,肌荒れ,肌の乾燥,喉の渇き,下痢,便秘,疲れやすい,眠気,イライラ,怒りやすくなる,攻撃的になる,無気力,抑うつ,不安感,不眠,集中力の低下,判断力の低下,自己嫌悪
なんと、症状は200種を超えるとも言われています。
(º ロ º๑)ナント‼︎
PMDD(月経前不快気分障害)について
PMSの重症型として、症状の中で 特に 抑うつなどのココロの症状が強く出るもの。
日常生活が送れないほどの状態に陥ることも…
( ಠ_ಠ;)
どうしてPMSになるの?
PMSの原因
実は、正確な原因は分かっていません。
黄体ホルモン(プロゲステロン)が増える時期と、症状の出る時期が重なることから
ホルモンバランスが関わっていることは分かります。
症状が強く出てしまう要因
ストレス,生活習慣,食生活,飲酒,喫煙,体力の低下 など。
そして、性格的な要素も関係してきます。
カラダを冷やしてはいけないとか、運動不足はいけないとか、
栄養が偏ってはいけないとか、タバコははよくないとか、
アルコールもカフェインも摂りすぎてはだめとか、
皆んなが知っている 健康に関する情報ですが、
これが大切なことなんです。
健康の基本になっているんですね!
PMSになったらどうするの?
まずは病院へ
どうもPMSぽいな と思ったら、まずは病院へ行きましょう。
PMSだと思っても、違う病気だった なんて怖いですよね!
そして 医師により診断が下ると、
生活指導 からの 投薬治療 となります。
投薬治療 (薬物療法) となると
○低容量ピル
低用量経口避妊薬が使用されます。
ピルにより排卵がおこらないため、ホルモンの変動が小さくなります。
それにより症状を軽くすることができます。
○漢方薬
桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
香附子(こうぶし) 帰脾湯(きひとう)
加味帰脾湯(かみきひとう) 抑肝散(よくかんさん)
加味逍遥散(かみしょうようさん) …など
それぞれの体質や 症状に合わせた処方がされます。
○抗うつ薬
精神症状が強く現れる場合や、PMDDには
抗うつ薬が使用されます。
○鎮痛剤や利尿剤など
対症療法で、それぞれの症状を和らげるために
症状に見合った薬が処方されます。
セルフケアは?
○ストレスを軽減させる
自分なりの発散方法を持っていますか?
コレをするとスッキリするんだよってやつ。
更年期の記事でも言ってるけど、ワタシは歌をうたいます♡
○ストレスを回避する
PMSの時期だけでも、ストレスを避けることが出来ると いいですよね!
イラつくこと、可能なら 生理後にまわしてしまいましょ(笑)
○いつも以上に リラックスする
マッサージや半身浴など、自分が心地よくなれることをして
ココロとカラダを労わってあげましょう!
とにかく、はぁ〜♡ってしてください。
○ビタミン、ミネラル、カルシウム、マグネシウムを積極的に摂取する
特にビタミンB群は大事です。
抑うつ状態などの 精神症状に効果的なビタミンB6。
○カラダに良いといわれる、当たり前のことを!
簡単なようで、わりと 意識しないと難しい…
バランスの良い食生活だったり、
塩分や刺激物、糖分の多いものをとりすぎないとか、
カフェインやアルコール、喫煙も控える。
そして、適度な運動。
知っているけど、コーヒーとか たくさん飲んじゃう…(´・ω・`)
この時期だけでも カフェインレスに変えようかな。
○サプリメントなどに頼るのもいいかもしれません。
ひとりで抱え込まないで( ´ ▽ ` )
少し前までは、認知度が低く 大変な思いをされた方が多くいらしたようです。
理解されない苦しみ…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
でも、最近では認知度も だいぶ上がってきたようで
男性の中にも 理解してくれる方がチラホラと。
もう、ツライ時は頼っていいんです。
医師に頼る、薬に頼る、サプリに頼る
家族や身近な人に頼る
分かりやすく、協力して欲しいことを伝えてみましょう(。-人-。)
行政のファミリーサポートだってあるんです。
ひとりで抱え込まないで下さいね。
PMSの波を把握し「この時期は こうなる」
と 先まわりして予定を調整したり、
うまく乗りこなして行けるといいですね。